2025/04/23 16:38

こんにちは!スタッフの大橋です☕️
今回ご紹介するのは、これまでのラインナップとは一味も二味も違う、かなりチャレンジングなコーヒー…!!
「なにこれ!?すごい?本当にコーヒーなの?」そんな驚きとともに、一気に南国へトリップしたような味わいが広がったのが今回届いたコロンビアのモンテブランコ農園のインフューズドコーヒーです☕️

モンテブランコ農園とは?
この個性派コーヒーの生産地は、南米コロンビア・ウィラ県のアセヴェド地区に位置するモンテブランコ農園。
現在はロドリゴ・サンチェス氏が3代目として運営しており、代々続く農園の伝統を受け継ぎながら、革新的な発酵技術を取り入れた精選処理で、独創的な味わいのコーヒーを次々と生み出しています!
特に注目すべきは、「発酵」に対する深い知見とこだわり。自然由来の微生物の力を巧みにコントロールし、他にはない風味を表現しています✨

「インフューズドコーヒー」ってなに?
今回のコーヒーを語るうえで欠かせないキーワードが「インフューズド(infused)」。
コーヒー業界でのインフューズドとは、発酵プロセス中にコーヒー以外の天然素材(果物やスパイスなど)を加えることで、豆に香味を”しみ込ませる”技術です。
人工的なフレーバーを加えるのではなく、フルーツなどの天然素材と微生物の働きを活用して、自然な香味を引き出すのが特徴💡
紅茶でいう「フレーバーティー」のような存在ですが、もっとナチュラルで、もっとダイレクトな香りと味わいが特徴です♪
今回届いたモンテブランコの一杯は、以下の素材を用いて発酵プロセスが行われています。
- パイナップル、パッションフルーツ、オレンジ、マンゴー、
- Panela(パネラ)=コロンビアの伝統的な黒糖
- これらのフルーツやパネラと一緒に、糖度の高い「Purple Caturra(パープル・カトゥーラ)」という品種のコーヒーチェリーを発酵。フルーツの酵素と微生物の働きが化学反応を引き起こし、驚くほどトロピカルでジューシーな味わいが完成しました🍍🌴

実際に飲んでみると、まず感じるのは強烈なパイナップルの香り!!
次にパッションフルーツのような甘酸っぱさ、そしてほのかにマンゴーを思わせるような丸みのある甘みが広がります…🥭
時間が経つとオレンジやライチのような果実味が顔を出し、冷めるとさらにスパイスのような香りが加わってくる…多層的で遊び心あふれる一杯でございます!!

実は「インフューズド=邪道」という意見もまだ根強く、伝統的なコーヒーを好む方からすれば、この強烈なフルーティーさは「やりすぎ」に感じられるかもしれません😭
でも、「こんな面白いコーヒーがあるんだ!」というワクワク感を、もっと多くの人に届けたいという想いからあえてラインナップに加えたところもあります。
GARAGECOFFEEとしては初の試みとなるインフューズド・プロセス。クラシカルなコーヒーに慣れた方も、初めての方も、「こういう世界もあるんだ、おもしろ!」と楽しんでもらえたら嬉しいです!!!!