☕ モンテ・コペイの挑戦 〜情熱と献身のマイクロミル〜

コスタリカ・ドタ地方にある「モンテ・コペイ・マイクロミル」は、2009年に誕生しました🌱

現在は4代目・エンリケ・ナヴァーロ・グラナドスさんが、お父さんの想いを受け継ぎながら、コーヒーの可能性を追い続けています。

🛠 マイクロミル設立のきっかけ

先代のルイス・エンリケ・ナヴァーロさんは、30年以上コーヒー生産に携わってきた大ベテラン👨‍🌾

2000年代前半までは収穫したコーヒーを農協に出荷していましたが、収入は厳しく、家族を養うのが精一杯の毎日だったそうです。

「子どもたちには別の道も見せてあげたい」

そんな想いから、2009年に自家処理のマイクロミル設立を決意💪

でも、設備投資やピッカーの人件費など、始めたばかりの頃はとにかく苦労の連続…。初年度の利益もほとんど残らなかったとのことです。

💫 “Passion and Dedication” が道をひらいた

それでも「高品質なコーヒーが未来を変える」と信じて、家族で土壌や精製方法を一から学び、少しずつ実力をつけていきました📚🌾

そして2012年、ついにCup of Excellenceで4位入賞🏅

2014年にはついにCOE優勝という快挙を達成しました🎉✨

今では、ドタ地区を代表するマイクロミルとして世界中から注目を集めています。

それでも彼らは初心を忘れず、創業当時からのスローガン

“Passion and Dedication（情熱と献身）” を胸に、1年365日コーヒーと向き合い続けています🌞🌙

🕊️ 受け継がれる想い

2022年7月、先代のルイスさんは心臓発作のため62歳で急逝されました。

現在は、息子のエンリケJrさんが4代目としてモンテ・コペイを支え、父の情熱を胸に新たな挑戦を続けています。

モンテ・コペイでは現在6つの農園を運営。そのすべてが標高1900〜2000mの高地に位置しています⛰️

中でも「キズナ農園（標高1950m）」は、2014年のCOE優勝の賞金を元に、2015年から開拓を始めた特別な農園です✨

ここで育てられている「イエローブルボン」は、まだ収穫量は少ないながらも、将来COEでの上位入賞へ期待を込めた品種でもあります！

近年では肥料を見直し、チェリーの実がより大きく、樹も健康に育つようになり、成果が目に見えて表れ始めています🍒🌿

モンテ・コペイは、どんな時も前を向いて、

“情熱と献身” を忘れず、コーヒーの未来を信じて進んでいます。

これからも彼らの歩みに注目していきたいですね！